「ミナペルホネン/皆川明 つづく展」に行ってきました。
@東京都現代美術館
一点一点、愛されて大切に作られたものたちの
エネルギーを感じました。
服が、語りかけてくるかのようです。
ミナペルホネンの服、
サマーセーター1着しか持っていないけれど、
哲学&デザインの好きなブランドです。
いつか、ミナペルホネンのワンピースを着て
ノルウェーの森を歩いてみたいなあと夢見ています。
下記の言葉は、
昔、魚市場でアルバイトをしていたという皆川さんが、
Eテレ『日曜美術館』で語っていた言葉(一部要約)です。
「魚市場で、洋服作りのほとんどの考えがつくられたと思います。
一番は材料を見る目。
これがある人は、技術も高いなということを知りました。
また(従来なら捨ててしまう)アラを料理にする工夫は、
のちに僕らが、余った材料をほかのモノづくりに使っていこう
と考えることにつながっています。
材料が全部、自分たちの可能性になっているということを、
魚市場の優秀な職人からとても学んだ気がします」。
前のブログで、異業種に学ぶ大切さを書きましたが、
まさにそうなんです。
皆川さんは、魚河岸という異業種から学んだ
トップクラスのアーティスト。素敵だなあ…。
できるだけ歩留まりを高くする(無駄を少なくする)ための
生地の取り方。生地作りの職人さんも喜ばれそうです。
ミナペルホネンを代表するデザイン「タンバリン」。
25
タンバリンごとに微妙に異なり、画一
だから自然な雰囲気が出るのだな、と思います。
一つのタ
「人間」と「服」。双方の命を感じるような
素晴らしい展示会でした。
瀬戸川礼子でした。
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