立春で大安の2月4日、
静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合の女将会
「あけぼの会」25周年記念講演会に登壇しました。
壇上でまず言いたかったのに、抜けてしまった
「あけぼの会 25周年おめでとうございます!」
をこの場を借りてお伝えさせてください!
連載20年のコラム「女将のこえ」の取材で、
毎月、旅館の女将さん取材を続けてきましたが、
私、宿泊業界からの講演依頼がとても少ないんです(笑)。
なので、なおのこと、お声がけいただけて嬉しかったです。
私の取材先は、ホテル旅館以外の企業のほうが圧倒的に多く、
製造・金融・建設・IT・小売り・他サービスなど多種多様。
よって、一つの業界を聖域とせず、
俯瞰的・普遍的な観点で貢献したいなあと願っていました。
そんな経験から、必要とされるリーダー像を
愛と共にお話させていただきました。
同業種よりも異業種から学ぶ大切さ、
情報の透明性について、
率先垂範しない意義などなど。
釈迦に説法のような話もあったと思うのですが、
さすが女将のみなさまは頷いてくださる度が高いのです。
最後に上映した感動ムービー(制作:ネッツトヨタ南国)では
会場のいろいろなところからすすり泣きが聞こえ、
女将さんの優しさや感性の高さが如実に感じられ、
私も胸がいっぱいに。
これを機会に再会できた女将さん、
初めてご縁をいただいた女将さん、
また、古巣の『週刊ホテルレストラン』時代に
お世話になった元帝国ホテル広報の方も
いらしてびっくりでした。その節はお世話になりました。
ご実家の旅館「陽気館」(伊東温泉)を継がれたとのこと。
壇上で講演しているとき、知っているお顔だなあ、
どこかでお会いしているはずだなあって
思っていたんです。20年ぶりでした!
今回の講演を直接お声がけくださったのは、
一昨年の取材で意気投合し、
明け方まで話が尽きなかった、
「鮪の宿 石上」の女将であけぼの会部長の石上智子さんです。
ありがとうございます。
事務局の方も丁寧で感じよく、
最初から最後までおもてなし精神にふんわりと包まれた機会でした。
講演後は懇親会で交流させていただき、
さらに終了後は、ほかの女将さんたちとプライベートで
静岡美術館(不思議の国のアリス展)もご一緒に。
仕事を超えて心でつながれるような出会いは
かけがえのないご褒美です。
あけぼの会がさらに豊かに発展されますようお祈りしています。
感謝。
女将さん取材歴27年の瀬戸川礼子でした。
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
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