「FileMaker カンファレンス2019」の登壇2日目。
今日は講演
「いい会社のよきリーダーが大切にしていること
~システム化で透明化しよう~」でした。
広い会場には紀伊国屋書店さんの販売ブースがあり、
拙著も置いていただきました。
今日のテーマは(繰り返しになりますが)
「いい会社のよきリーダーが大切にしていること
~システム化で透明化しよう~」でした。
一般的には「共有化」と言われますが、
私は「透明化」のほうがピンとくるのです。
ブラックボックスをつくらないという意味で。
社会の中には、給与すら透明にしている会社もあります。
それはハードルが高いとしても、
あらゆる会議の議事録や、
月ごとの業績や、
どの部が何をやろうとしているのか、
何が課題で、どんなクレームが出てどう解決したのか、
顧客に何がどう喜ばれたかなどなど、
さまざまな出来事を透明にしておくことが、
一人一人の安心感や動きを活発したり、
無駄な心配や動きの軽減に貢献すると思います。
その情報を見る見ないは
社員一人ひとりの関心の高さに寄りますが、
少なくとも「いつでもだれでも見られる」状態に
しておくことそのものが大事なんです。
信頼感、公平感にもつながりますよね。
それに、
重要な情報を一部の人だけが握っている状態でありながら、
「みんな一丸に」とか「当事者意識で」っておかしい。
士気や効率化のためにも透明化って大事と思います。
先日、取材に伺ったガイアックス社は
「効率は愛」(船井幸雄さんの言葉)
と考えているそうですが、納得です。
展示会場
また今回つくづく、
こうしたシステム開発のカンファレンスで、
「よきリーダー」や「感情」といった人間面の話を
取り上げてもらえる時代になったんだな…と思いました。
意識が高くなってきた。数年前にはあり得なかったでしょうと、
関係者の方が言われていました。
のお陰でよい機会をいただきました。
ありがとうございます。
※本以外の写真はクラリス・ジャパン社の公式写真です。