きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

映画『ジョーカー』を観て想う。



月に1度は映画を観ると、決めているものの、
今日を入れて、今年はまだ5本です。
(機内で4本観たのはカウントにいれず)


映画『ジョーカー』を観に行きました。


心優しい男性の中から、憎悪や絶望が溢れ出し、
悪のアイコンになっていく…。


やっていることは直視できないほどひどいのですが、
そうなっていくプロセスを観ている側からすると、
彼一人のせいとは思えなくなります。
個々の言動が集合した「社会」が
彼をそうたらしめた面を想って胸が苦しい。


 ホアキン・フェニックス演じるジョーカーの
悲痛な笑い声が耳にこびりつきます。


否応なしに今の社会と重なって見えるし、
誰かの優しさがもっとあれば、
彼の人間性を貶めることもなかったのではないか
と思わずにはいられませんでした。


楽しかった~という映画ではなく、
「あなたはどう思った?」
「こういうことを起こさないためにあなたには何ができそう?」
「あなたは絶対にそうならないと言える?」
そんなことを問われてるような気がします。


初タピオカミルクティーで心を中和して帰りました。

遅ればせながら、初めてでした↓
最初にタピオカを次々と吸い込んでおかないと、
あとで大変なことになるって知ってました?

人さまのことも自分のことも、
心を傷付けない道をいきたい。
瀬戸川礼子でした。