2019.5.30
この日は終日、直島を楽しみました
言うまでもなく、20年前にベネッセコーポレーションが
全面的に「現代アートの島」
として手掛けてから人気はうなぎ上り。
一度、行ってみたい島でした。
宿泊先でパンとコーヒーの朝食を食べ、
部屋を片付けてチェックアウト。
キャリーバッグは港のコインロッカーへ。
港の前にある素敵な「住吉神社」にお参りし、
9:30に電動自転車(1日1500円)を借りて出発!
まずは、誰もがすすめる「地中美術館」へ。
http://benesse-artsite.jp/art/chichu.html
「李禹煥(リ・ウーファン)美術館」にも行きました。
http://benesse-artsite.jp/art/lee-ufan.html
どちらもベネッセの美術館ですが、
残念ながら、あ~あ、と思うことが…。
やたらと注意されるのです。
「写真を撮らないでください」は、
まあ理解できるとして、
(海外ではほぼ写真OKなので、日本は遅れていますが)
カメラを仕舞おうとしている その矢先に、
「カメラをバッグにしまってください」
と真顔で注意される。
靴を脱ぐスペースがあったので、それを理解した上で、
まずは上がる前に、「どんな雰囲気かな?」とか、
「靴をぬいで上がりたいほどの場所かな?」と、
自分で判断するために、中を覗いた矢先、
「靴をぬいで上がってください」と、
同じく真顔で注意される。
顔が真顔だと、必然的に声も真声になるから
キツク聞こえちゃうんですよね。
ある展示スペースでも、入る前に足止めされて、
「◎×▽☆□ なので、作品に手を触れないでください」
さらに、「中で話さないでください」 と注意される。
話さないでと言うけれど、見ればわかるとおり、
一人で来ているんですけれど。
いえ、もちろん、運営側の思いも分かるんですよ。
外国人客も多いし、いろいろな考えの人が来るので、
作品を守るためにも、静かな環境を保つためにも
先に注意しておきたい気持ち、分かります。
でも、言われなくても分かっている立場からすれば、
「いま宿題やろうと思ってたのに~」って
ふてくされる子供のような気持ちにたびたびなりました(笑)
空間、展示、環境は本当に素晴らしいんです。
人気であることも納得です。
だから、なおさら惜しいと思いました。
教育に携わっている会社だから、つい注意しちゃうのかな。
このあと、本当は、
ベネッセミュージアムにも行きたかったのですが、
素敵な島の観光でわくわくしていたのに、
やたら注意されて気持ちがダウンしてきたし(笑)、
自転車は通行不可。
送迎バスは行きたかった時間帯は1時間以上来ない。
(事前に注意はたくさん受けますが、
こういう必要情報は事前に教えてくれません)
そんなわけで、行くのはやめました。
アートって、
もうちょっと大らかなものじゃなかったかしら?
体験して思ったのですが、
口頭でいちいち注意されるのが好きな人はいないので、
「撮らないで」、「触らないで」、「喋らないで」を
センスあるデザインマークにして、
事前に掲示するとか、
あるいは係の人がそのマークを手に持って、
さりげなくお客さんに見せながら笑顔で迎えるとか、
もっと友好的な方法を取り入れたらどうでしょう。
係の人にとっても、
毎日毎日、人に注意しなければならなくて、
うるさそうな顔をされる仕事って楽しいかな?
そんなわけで、直島をめぐる旅の前半は、
辛口コメントを書かざるを得ない状況になりましたが、
(ほかにもあるけど温情で割愛します♡)
気持ちを切り替えられるのが私の長所(自分で言う)。
地中美術館へのアプローチに咲く、花々に目を奪われ、
幸せな気持ちになりました。
このあと、宮浦港までいったん戻り、
別のエリアに向かいました。
その途中で、「直島教会へ」。
つづく。
瀬戸川礼子でした。
☆直島銭湯アイラブユーに行ったブログはこちらです https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201906article_4.html
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