2018.10.4
三井生命の「ビジネスキューピッド」について、
これを立ち上げられた東京マーケット事業部の
業務部長・末友和雄さんに話を伺いました。
ビジネスキューピッドは名前の通り、
企業と企業の出会いをつなぐ支援ネットワーク。
「保険会社としての収益のためではなく信頼のため」
ということで、同社の顧客でなくても登録可能です。 https://www.mitsui-seimei.co.jp/for_corporations/business_cupid/matching.htm
具体的には、
160万社の法人データを有する同社と、
中小企業団体中央会などが連携して
異業種交流会や商談会を実施します。
ビジネスマッチングは全国の行政なども行いますが
ビジネスキューピッドは一歩踏み込んだ
内容が特徴のようです。
例えば、コスモス特許事務所に協力した
「開放特許」に関するイベントがあります。
開放特許とは、特許の権利者が、
その特許を他者が使えるように一般開放しているもの。
ライセンス料などはかかりますが、
開発資金や時間を抑えられる利点があります。
ただし、
これを探し出し、資金を集め、契約し、製品化し、広める
一連のプロセスを中小企業が単体で行うのは大変。
そこで、HP作成やクラウドファンディングやリーダー塾など
いろいろな専門家の協力を得て、
ワンストップのような感じで支援する仕組みが設けられました。
この取り組みは、支援者の一つとして
ビジネスキューピッドも名を連ねています。
最近はこの話のように、
会社や事業の枠を超えて手を携える「共創」を
いろいろなところで見聞きします。
そして、ここが肝心なのですが、
それらを行い・語る人の目は、
いつも楽しそうです
ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。