2018.4.20
先週末、足立美術館(島根・安来)に寄りました。
取材先の旅館「竹葉」さんのすぐお隣、
徒歩30秒の距離なのです。
竹葉の女将・小幡美香さんに取材したときの
ブログはこちら。
「庭園もまた一幅の絵画である」
これは、創業者で地元の実業家・足立全康さんの言葉。
「庭園はあっちだよー」。足立氏の銅像
遠くの山を借景にした庭園が見事です。
足立さんは、最初から山を借景にすると決めていたとか。
自分もがんばるけど、借りれる力は借りてしまう、
そういう考えもよいものですね。
なんでもかんでも独りでやらなければいけないと、
思い込む必要はないのでしょう。
頼る力。
会社から独立して20年近く個人事業主として在る私には
頼る力って足りない部分なのですが、
ここ数年、「人を頼ってOKだよ」と、
自分で自分に許可し始めたら、
頼んだ先の人がむしろ喜んでくれたり、
その人と共に成長していける、
ということが分かってきたのでした。
・・・あら、脱線しましたー。

足立美術館では、横山大観を始めとする
素晴らしい日本画の数々に酔いしれました。
ガラス越しなので少し青みがかっています
「15年連続で庭園日本一」の根拠は、
米国で発刊されている日本庭園専門誌において、
だそうです。『The Journal of Japanese Gardening』
ガラスがないエリアはこんな風に見えます
ベストポジションをキープしてくれた鯉
お茶室「寿立庵」でお抹茶をいただきました。
お菓子とお抹茶で1500円。
強気の値段設定でも次々と人がやって来るのは
素晴らしい場所であればこそ。
説明の方がマニュアル命で可笑しかったですが
一服、ひととき、満足しました。
味覚と嗅覚と触覚は「旅館 竹葉」のお食事と温泉で、
視覚と聴覚は「足立美術館」で。
五感が喜ぶ素敵な時間でした。
団体ツアーで足立美術館を訪ねる場合は、
2時間コースで組み込まれることが多いそうですが、
庭園や美術が好きな方には足りないと思います。
3時間はとっておくのをお勧めします。
電車の方は、
安来駅⇔無料の送迎バス(25分)が出ていますよ。
出張に出たら、できるだけ遊んで帰るのが
ポリシー(というか趣味)。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。


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