沖縄・南城市の高級ホテル「百名伽藍」(17室)に、
オーナーで総支配人の渕辺美紀さん(写真右)を訪ねました。 http://www.hyakunagaran.com/
沖縄タイムス芸術選奨を受賞してばかりの
バレエアーティスト緑間玲貴さんが付き合ってくれました。
百名伽藍は2012年にオープン。
百名(ひゃくな)はこの辺りの地名、
伽藍(がらん)とは寺院の総称で、
清浄な場の意味があります。
現在は海外のVIPが一週間の連泊をすることもあるのだとか。
ランチコースをいただきました
捨てられる予定のガジュマルを3本移植したそうです。 立派に育っています。
スイート
実は、開業する1年前に私は渕辺さんと出会っていて、
「今度新しいホテルを作ろうと思っているの」と伺っていました。
そのときは、まさかこんなに素敵な高級施設が誕生するとは
思いも寄りませんでした。さすが発想が違います。
海を臨むこの土地を取得してから、
2年間をコンセプト設定に費やしたという渕辺さん。
沖縄本島の南、
南城市には祈りを捧げる聖地が点在する土地だけに、
神さまに喜んでもらえるホテルにしたいと思ったそうです。
学びを求めた先は、他ホテルではなく、
全国さまざまな伽藍を訪ね歩いたと聞き、
なるほどと納得しました。
お風呂は客室にもありますが、
離れタイプの貸し切り露天風呂をぜひ使ってほしい。
畳みの小さな部屋がついた海を見下ろすお風呂で、
このタイプの貸切風呂が6つもあるのです。
連泊のゲストの中には、
ここで食事をする人もいるのだとか。
海は引き潮と満ち潮で表情が変わり、夕日も臨めます。
満天の星空はさぞかし美しいことでしょう。
お風呂に入りながら…、最高ですね。
今回はランチだけでしたが、
2泊くらいはしてみたい。
たくさん働かなくちゃ(笑)
経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。