2016年8月のおついたちです。
太陽ギラギラの夏ですね。
今月の言葉は「正直の頭に神宿る」。
「正直な心には神霊が宿るとされ、
多くの御加護が授けられると信じられた」
と裏面にあります。
そういえば私、
小学校のころに通っていた書道教室で、
ガラスを割ってしまったことがありました。
ガラスがはめ込まれたドアを開け、閉めようとしたら
強風が吹きこんできて
バタン!とものすごい勢いでドアが閉まり、
衝撃でガラスが割れてしまったのです。
その場で私が立ちすくんでいると、先生は、
「古いドアだから仕方ないよ、
親に言わなくていいからね
と、私を帰してくれました。
でも、黙っているわけにはいかない
と思った私は、帰ってすぐ、正直に母に話しました。
すると母は、「あら、そう」と目を丸くし、
けれども私を一切、とがめることなく、
習字教室にお詫びをしに行きました。
「ちゃんと言ってえらいね」「正直者だね」
親にも先生にも感心されました。
~ ~ ~
数年後、ちょっと大きくなって中学のときのこと、
私の時代は横暴な先生が何人もいて、
普通に体罰がありました。
それを正直におかしいと言ったら、
今度は先生に顔をひっぱたかれました(T_T)
このように、正直だからといって、
何もかも上手くいくわけではないんですよね。
人生には理不尽なこともあります。
でも、トータルで考えたら、
正直なほうが徳も幸せもあるし、
おまけに得でもあると思うのです。
もちろん、なんでもかんでも正直に
そのまま言うのは知恵がない。
ときには優しい嘘も必要ですよね。
ではでは、今月もよい月でありますように^ ^
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
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