きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

ホテル観洋の「語り部バス」2016

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。


今年も「南三陸ホテル観洋」が毎朝出している
「語り部バス」に乗りました(2016年7月5日)。


自らも被災者であるスタッフが体験を交えながら
1時間かけて被災地を案内してくれるもので、
ぜひ一度、乗車してほしいバスです。 http://www.mkanyo.jp/%E8%AA%9E%E3%82%8A%E9%83%A8%E3%83%90%E3%82%B9/

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今年の語り部は、ベテランスタッフの伊藤さん。
奥様と携帯がつながらず、
生きているのかどうかも知れない眠れない日々を過ごした1週間後、
やっとつながったときは思わず泣きました、と。
「いまは(泣いて)後悔していますけど」と、ユーモアある素敵な語り口。


バスはまず戸倉小学校へ。
全校生徒107人のうち、あの時間に学校にいた91人と教職員、
みなが高台に避難して助かった奇跡の小学校です。


実は、戸倉小学校では校長先生が提案する「屋上への避難」が優勢でした。
実際、震災の2日前に起きた大きな地震では屋上に避難しています。
ところが、地元の女性の先生が「高台に避難すべき」と、
それ以前に強く主張していました。
校長先生はこの案に変更し、結果的に命が守られました。
発言することの大切さ、聞く耳を持つことの大切さを感じると共に、
真逆の結果となってしまった大川小学校の悲劇を思い出して
胸が苦しくなりました。


多くの方が亡くなられた防災庁舎です。
去年は目の前まで行けましたが、
今年(2016年夏)は道路と隔たれ近くまで行けなくなっていました。 画像











 

 



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伊藤さんは、南三陸に来た阪神・淡路大震災の被災者が
「5年過ぎた時点でこんなに仮設住宅はなかった」
と言った言葉を引用し、東日本大震災の復興の遅れを伝えます。
ただ、歩みは遅くても毎年来ると変化していることを実感します。
またぜひ乗せてください。

南三陸ホテル観洋2016の訪問のブログはこちら https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201607article_6.html


経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。

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