きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

植松電機へ。「どーせ無理」を「だったらこうしてみよう」に!

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。


植松電機に行ってきました!
2016年6月20日、ホワイト経営合宿で、
北海道赤平市の「植松電機」を訪ねました。
http://uematsudenki.com/

全国90%超のシェアを誇る工業用マグネット事業を営みながら、
ロケット開発を行なう企業として知られます。

ロケットといっても、月にいくロケットではなく、
地上500~1000kmを飛ぶものです。

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社員数19人の地方の会社が、宇宙にロケットを飛ばす。
何とも爽快な話ですが、
ロケットは目的ではなく手段にすぎません。
肝心なのは背景にある「思い」なのです。


それは、「どーせ無理」という、
人間の自信と可能性を奪う言葉をこの世からなくすことです。

そして、「だったらこうしてみたら?」という、
人間の自信と可能性を広げる言葉をこの世に増やすことです。


朝礼の風景。最後に「おー!」

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後継者で専務の植松努さんは子供の頃から、
紙飛行機やプラモデルの腕がぴか一でした。
容赦なく難しい解説書を読みこなし、
ここで培った考え方や技術を今の仕事で大いに活かされています。

しかし、先生をはじめとする大人たちから、
「そんなことは無駄だ」、
「お前にロケットづくりはどうせ無理だ」と言われ続けました。


あのとき、大人の言葉によって夢をあきらめていたら、
いまの植松さんはありません。

あきらめない気持ちを子供たちが持ち続けられるように、
植松さん自身が夢を追う姿を率先して見せているのです。



このひたむきな思い。
「TED」でご本人が語る20分のプレゼンをぜひ聞いてください。 

www.youtube.com


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植松電機は、NASAに次世代スペースシャトルの開発を
委託されているロケットプレーン社から、
小さなロケット開発や無重力研究を高く評価されています。
ロケットプレーン社の宇宙船に積む実験装置は
植松電機が開発することになっています。
なのでその暁には、
植松電機の社員はこの宇宙船にただで乗れるわけです。


「どーせ無理」といわれ続けても、
「だったらこうしてみよう」と考えて、
夢を現実のものにした植松さん。

次なる夢は、
赤平市の13万㎡の土地に、新しい町・新しい学校をつくることです。
とにかく発想のスケールが大きい!


訪問時、
ホワイト経営合宿のみんな一人一人が小さなロケットをつくり、
“3,2,1! ビューン!”
とロケットを空に打ち上げました。
全員、パラシュートが開いて自分の手にロケットが返ってきました。
このわくわく感を自分から広げていこう。

ロケットの作成キット。自分で組み立てていきます。
パラシュートを可愛くしてみました(^^)/

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中に火薬をつめて、3,2,1、点火!

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ビューン!!! パッ♪

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200mほど空高く飛んで、無事に戻ってきました 画像










 



植松努さんと。

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年間10000人以上が見学に訪れます。
子供たちからのメッセージが廊下にいくつも貼られています。
小学生からのメッセージ。「ぼくはゆめをあきらめないようにします」
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「どーせ無理」じゃない。
「だったらこうしてみたら?」

 

経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。

 
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