10月14日、「第16回 日本を元気にするセミナー」に参加しました。
主催のブロックスさんの思いがたっぷり詰まった、人気の恒例イベントです。
午前のプレセミナーでは、
ヨリタ歯科クリニックの新谷順子さん（写真右）とうれしい再会。
川越胃腸病院の福島香代子さん、徳武産業の中石麻里さんと
お三方のディスカッションがあり、「経営は愛だな」と改めて思いました。
午後の主役は、徳島のナット製造企業「西精工」。
「一人一人の人生が輝く会社づくり」を、
西泰宏社長と5人の社員のみなさんに学びました。
西精工の西さんと（左）、ヨリタ歯科クリニックの新谷さんと（右上）
おもてなしの心が伝わる参加者のテーブル（右下）
「品質とは人格である」と西さん。
17年前に戻ったときはとにかく暗い会社で、
製品であるナットが床に転がっている状態…。
そこから、社員の幸せを追求した理念をつくり、
あいさつと掃除に力を入れ、
毎月のリーダーシップ勉強会（誰でも参加可）や、
「私の幸福感」や「死ぬまでにやりたいこと10つ」などを明記する
ミッションステートメントなど、書き入れないほど、
人格を磨くためにあらゆることを続けてこられました。
これを土台に、より良い製品づくりにも尽力されました。
社員の方々は、
「心が豊かになるってこういうことなんだなと初めて分かった」
「自分だけ幸せになっても本当の幸せにはなれないことを知った」
「（会社の良い）空気感が自分のメンター」
と語るのです。
若い社員さんまで、語る言葉には芯がありました。
「いいものをつくっていれば文句ないだろう」
と考える人が多くを占めていた時期に、
「人間としての幸せ」を大上段に掲げた西さんは、
なんという心眼と勇気、そして情熱を持った方だろうと思います。
カッコイイなと！
西さんが語るように「いい人間づくりは小さなことから」。
「あいさつをする」
「そうじをする」
「悲しそうな顔をしている人がいたら声をかける」
というように、一回一回は見過ごせるようなことを着実にやっていく。
そうした低い階段を一段一段のぼることが、
いつか高いところへ辿り着く唯一の方法なのですね。
そんな軌跡と今を丹念に追ったDVD『Doit!』の西精工編が発売されました
（私が手にしている前編＆後編の2巻）
次の週末、メモとハンカチを用意して観ます！
西さん、新谷さん、出演者のみなさま、ブロックスのみなさま、
良い時間をありがとうございます。感謝☆
ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。
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