こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
2月24日、「掃除大賞2015」(日本そうじ協会)の表彰式がありました。
掃除による文化や産業発展を目的に、
掃除の5大効果(精神的・肉体的・経済的・時間的・対人的)
などを審査して、個人、事業者、団体を表彰するものです。
昨年、第一回の大賞企業である「石坂産業」の
石坂典子社長(中央)と靖子常務(右)と一緒に。
そうじを大切にしてきた石坂典子さんはスピーチで(下の写真 左下)
大賞を取得後、より多くの人に知られるようになり、
利益も過去最高を記録したと述べられました。
今年の大賞は産業機械メーカーの「東伸」(岐阜)でした(右上) http://www.cstoshin.co.jp/
藤吉滋子社長は、13年前に初めて赤字計上した際
、「そうじ」を建て直しの鍵としました。
それに反発した古参幹部が半分も辞め、窮地に立たされましたが、
「負けるものか」と掃除を継続。社風も業績も改善されました。
感無量の面持ちで「社員のお陰です」と言う姿が印象的でした。
日本そうじ協会の今村暁理事長(右下)は、
掃除道を通じてよりよい未来を願い、その過程で日本の掃除が
ユネスコの世界遺産に登録されることを目指していらっしゃいます。
「おもてなし」と同様、「そうじ」も世界に誇る日本の文化として
これから広く知られる日は夢ではないように感じます!
美しいものは、美しいところに生まれる。
もっと言えば、美しいものは、美しいところにしか生まれない。
と思う、ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。
『女将さんのこころ』旅館の女将さん55人の人生哲学。