「2014人と企業の活力化フォーラム」（生産性本部）
の登壇で豊橋に行ってきました。
統括産業医・斉藤政彦さんが「メンタルヘルス対策」について、
私は倒産企業に学ぶ「顧客満足の失敗学」について講演しました。 
メンタルヘルスの話では、
「新型うつ」について多くの時間が割かれました。
従来のうつ病は、「真面目で秩序を重んじ、仕事最優先で、
自責の念が強い」中高年が多いのに対し、
新型うつは、「自由が信条で秩序が重荷、仕事より私生活優先で、
自分の非をみとめない」若者が多いそうです。
新型うつで休職中に、自分の結婚式を挙げた社員の話があり、
式に呼ばれた上司は、どう祝辞を述べればいいのか悩んだという
笑えるような、笑えないような実話も。
新型うつは病気といえるのか？
医師の間でも意見が分かれていると聞きました。
本人も周りも会社も困ったことだけれど、
これが現実である以上、向き合っていくしかないですね。
根本的な解決のためには、
家庭教育・学校教育・社会を変えていく必要があるから、
果てしない取り組みだなあと思います。
これからもっと語られるようになるでしょう。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
