きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

第1回 経産省おもてなし経営交流会 at葉山


「第1回おもてなし経営交流会」


10月8~9日の1泊2日で行なわれました

(at葉山 国際交流センター)


ふつふつと希望や勇気が湧いてくる幸せな合宿でした。


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集まったのは、

「経産省おもてなし経営企業選」に選ばれた

http://omotenashi-keiei.go.jp/
50社のうち28社と、モデル企業2社の計30社(46人)、


および同省の担当者のみなさんや事務局、選考委員を入れて、
全部で60人。極めて自主的な、思いのこもった会です。


表彰式をして終わりではなく、

選考企業が合宿でこれだけ集結し、
顔を合せて学び合い、交流し合える。

また会おうと言い合える。


これも「おもてなし経営企業選」の大きな特徴です。


国際交流センターに併設されているホテルからの眺めです 画像












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4社が事例発表し、
ひざを突き合わせてセミナー&ディスカッションを繰り広げました。


共通言語を持ち、

打てば響くような方々の集まりなので、
会話が途切れず、

いくら時間があっても足りません。


「命懸けで獲ってきた魚貝を、

目の前で美味しそうに食べるお客さんを初めて見たとき、

海女さんたちは仕事の誇りを実感した」

兵吉屋 野村一弘さん

 


「努力している店と

していない店の成果はそう変わらない。

しかし満足が感動に変わったとき、

リピート率は飛躍的に上がる」

(エーピーカンパニー 大久保伸隆さん)



「社員同士のおもてなしがあるからこそ、

お客さまにおもてなしができる」

「営業力よりも人間力を重視する」

(沖縄教育出版 川畑信介さん)



「強くなければおもてなし企業になれない。

優しくなければ企業価値はない 」

「社員が頑張れば利益を上げられるビジネスモデルの構築」

(日本レーザー 近藤宣之さん)


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進行はMS&Cの渋谷秀行さん、
場が活性化するゲームをいくつも織り交ぜて、
楽しい雰囲気づくりをしてくれました。

力石選考委員長は冒頭で、

このような集まりのときに大切な

3点をレクチャーされました。

①ホスピタリティの環境づくり

②コミュニケ―ション

③チームワーク


戸倉蓉子さんと私は選考委員としてコメンテーターをしました。


最後の総括を僭越ながら述べさせていただきました。


「おもてなし経営とは、
働く人、地域、お客さまを幸せにし、
それによって自社も幸せを得る経営のことです。
おもてなし企業が輝いたり、増えていくということは、
日本に幸せな人間が増えることと同じです。
幸せな人間が増えるということは、
幸せな国になっていくということです。
日本中の企業がおもてなし企業になったら、
どんなに素晴らしいことでしょうか。
その可能性を信じ、これからも力を入れていきたいと思います」




2回目はどんな集まりになるでしょうか。

いまから楽しみです。


10月末まで、2回目のおもてなし経営企業選、募集中です!

http://omotenashi-keiei.go.jp/


ありがとうございます!


おもてなし経営企業選 選考委員で
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。