きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

鳥羽の海女小屋「はちまんかまど」へ


先日の三重出張では、 自由時間をとって、三重県を満喫しました!

こちらは鳥羽の海女小屋「はちまんかまど」さんにて。 http://www.amakoya.com/
私、遠慮なく海女さんに変身させていただきました♪ 画像














海女さんは県内に約100人いらしゃって、 うち十数人が「はちまんかまど」チームです。 60代が中心だそうですよ! はつらつとした姿に感銘を受けました


海女小屋「はちまんかまど」。観光客を100人収容できる人気スポットです。 海外からもお客さまがいらっしゃいます。 一年中、あらゆる世代が楽しめる場所だと思います。 http://www.amakoya.com/ 画像














目の前は穏やかで美しい伊勢湾。水面がキラキラ 画像














お昼にいただくのは、海女さんが獲ってこられた魚介です。 地元の伊勢海老も♡ 季節によってアワビも♡ 画像













「はちまんかまど」の海女さんはノリが良くて、写真撮影にも 気軽に応じてくださいます。そんな雰囲気も楽しさを高めてくれます。 画像





















海女さんは、本物の職人さん。
しかも、命をかけて働かれています。

さらに、ここにいらっしゃるのは何十年のベテランばかり。
大工さんで考えてみると、接客を嫌がっても不思議じゃないですよね?
女性だから、という理由だけではちょっと物足りない。
どうしてこんなに対応がよいんだろうと不思議に思いました。

専務の野村薫さんによると、義母で海女さんの禮子(れいこ)さんが、
もともとサービス精神旺盛な方なのだそうです。

海女さんの中でもリーダーで人望の厚い禮子さんがそうだから、
自然と仲間のみなさんも接客を楽しんでしまうのかもしれないですね。


また、一人の海女さんは、こんなことをお話してくれました。
普段は人目につかないもっと小さな海女小屋で獲っているけど、
「はちまんかまど」では、自分が海で獲った魚介類を、
お客さまがニコニコ食べる様子が見られる。それは嬉しいよ
、と。


昔は、海女小屋に観光客を受け入れるところは一つもありませんでした。
でも、アメリカにいる禮子さんの親戚が、アメリカの友人たちを見学させてほしい
と依頼されて、あまりの評判ぶりにビジネス化されたのです。

いまでは同形態の海女小屋が、鳥羽に8つもできているそうです。

これは、高齢者へのやりがい提供であり、年間を通じた雇用創出であり、
地元の活性化でもあります。地元のイメージアップにもなりますよね。



利益を目指してスタートしたのではなく、頼まれ仕事が大きくなっていった。
はちまんかまどさんの繁栄は、理想的なビジネスモデルだと感じました。




現役の海女さんが目の前で炭焼きしてくれます。贅沢。 画像















第一弾の貝がテーブルに♪ サザエ、ホタテ、大あさり です。何もつけなくても十分美味しい。 画像














伊勢海老も焼き上がりました。海女さんが食べやすくしてくれます。 画像



















焼きたてを丸かじり!  画像















オーナーの野村一弘さん・薫さん。 真ん中はお母さまの禮子(れいこ)さん。81歳の現役海女さんです。尊敬 画像















禮子さんと礼子。ダブルれいこです。 私は禮子さんの足元にも及びませんが、お会いできて光栄でした。 画像














みなさん、いつまでもお元気でいらしてください。 またきっと伺いますね。ありがとうございます♡

こんな楽しい取材をさせていただいて有り難さでいっぱい。 罰が当たらないように…と、 姿勢を正しているジャーナリストの瀬戸川礼子でした

 ↓こちら、「はちまんかまど」も紹介している拙著です。

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと
内外出版社
瀬戸川礼子

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