きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

桃と手紙


愛らしい、おし…、いえ、桃が届きました♪
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毎年、尊敬するある方が、ご自身の郷土の実りをくださるのです。
みずみずしく本当に美味しい桃のほかに、
もう一つの楽しみは、添えられている手紙です。

70歳を過ぎた郷土の同級生が心を込めて作っていること、
「ふるさとの我がマドンナ」の情報による出来具合が書かれています。

そして、最後に同じ一文が添えられていて、
これを読むのがたまらなく好きなのです。


「小生の個人的な思いのみでお届けする品ですので
礼状等、一切不要ですが、
キズ・イタミ等がありましたら、
郷里の名誉のためにもぜひご一報ください」


なんと愛情深く、思慮深い言葉でしょう。

私は何度か、この方を取材させていただいた程度で、 毎年いただくのは、ずうずうしいなぁと思ってはいるのですが、 桃と同様に、この手紙が楽しみで、断れずにいます。 読むととっても幸せな気分になるからです。

そして今年も、桃のさわやかな香りとともに、
送ってくださったこの方の笑顔と、
友情で結ばれた名も知らぬ郷土の方々に、
遠く思いを馳せるのです。