こんにちは。ジャーナリストの瀬戸川礼子です。
7月9日、10日、11日。仲間たちと東北被災地を巡りました。
最初に訪れたのは、岩手県の大槌(おおづち)町。
釜石から10km余り北上した海沿いの町です。
ここでは、地元の女性たちが
Tシャツやコースターに刺し子をして販売する
「大槌復興刺し子プロジェクト」が行なわれています。 http://tomotsuna.jp/
地元の刺し子のみなさんと一緒に。 右端の私が着ているのが、そのTシャツです♪
すてきな商品たち。
刺し子さんの最高齢は84歳。とてもそうは見えない若々しさでした。 (写真はHPより)
モビールTシャツ(3500円)。 いい意味で「復興」的な雰囲気がなくて、普通にステキ♡ 写真のアイビー色は今現在、子ども用だけなので、 大人な私はグレーを購入⇒http://tomotsuna.jp/?pid=38031331
モビールTシャツは、AKB48のロゴマークをつくられた有名な方が
デザインしてくれたそうです。なるほどのおしゃれ感ですよね。
大槌町では、802人が犠牲となられ、479人がいまだ行方不明です。
人口の1割もの命を失い、現在の人口は1万3119人です。
家を失い、人によっては家族を失った女性たちは、
家事をする場もありません。
もともと働き者の大槌の女性たち。
「何かをしたい」、「今日を生きる」という気持ちを何か表現できないか、
と生まれたのが“刺し子”のアイデアでした。
これなら、狭い場所でも大丈夫。針と糸があればできる仕事です。
「大槌復興刺し子プロジェクト」を運営・サポートしているのは、 特定非営利活動法人 テラ・ルネッサンスhttp://www.terra-r.jp/です。
前の晩は、今回のツアーの仲間であるテラの代表・鬼丸昌也さん、 沖縄のマザーテレサ・安田未知子先生、鬼澤慎人さん、はせがわ祐希ちゃん、 そして、テラのメンバーであり、 現在は、刺し子プロジェクトに関わっている 鈴鹿達二郎所長、吉野和也さん、牧野さんと楽しいお食事会がありました。
そして翌日は未知子先生(右)の講話の後、 刺し子のみなさんと一緒に歌を歌いました♪
未知子先生は、沖縄のひめゆり学徒隊の経験者ですから、 刺し子プロジェクトのみなさんと苦しみや痛みを共有され、 切なくも温かな空間になっていることを感じました。
ご配慮でこんなに見事なお寿司をいただきました! 被災地の方にご馳走になってしまってごめんなさい、 そして心からありがとうございます(涙)。
近くには「おらが大槌復興食堂」が。 http://www.oraga-otsuchi.jp/hukkou/index.html
「大槌復興刺し子プロジェクト」のTシャツやコースター、 自分に、お友達へのプレゼントに、いかがですか? http://tomotsuna.jp/
一針一針に心が込められています。
うしろにもステッチがありまーす☆