こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
沖縄滞在記、最終回は「国際通り」です。
那覇の中心部をまっすぐに走る約1.5kmの大通りで、
両脇に店が連なる、いつも賑やかな繁華街。
国際通りの真ん中辺りを曲がると「市場本通り」。
ですが、私の目的はお菓子でもTシャツでも食材でもなく、、、
これです。
三板(さんば)。
カスタネットを3枚の板状にしたような楽器で、
ぶらぶら歩いていると着物屋さんを発見。
着物がマイブームの私としては入らずにはいられません。
お店の方と結局、20~30分楽しくお喋り。
沖縄の着物は、黄色や赤など派手なイメージがありますが、
優しい色合いも多くて素敵です。
つむぎと同じで需要・供給が下降線の模様
。残っていてほしい。
「よへな商店」さんが紹介してくれた
国際通り沿いの「おおき屋」さん。
お店の大城さん。織り方などいろいろ教えてくださいました。 http://www.ookiya.jp/index.php?action=pages_view_main&page_id=18
首里道屯織の着物。縦糸の光沢がとてもきれいです。
工法はこちら→http://www.kogeikan.jp/history-shuriori.html
最後は歴史博物館へ。展示は「沖縄士族の一生」。
観光というよりも、いつの間にか沖縄取材になってる?
沖縄県はその昔、日本とは違う国、「琉球王国」。
ばらばらだった国を初めて統一したのが尚(しょう)王家で、
最初の王朝は1406~1469年まで続きました。
その後、↑この王家とは別の尚氏が統一し(第二尚氏)
1469年から、薩摩藩の島津氏に侵攻される1879年までの410年間、
琉球王国を統治。最後の王朝となりました。
ということは、
日本となってから、まだ132年なんですね。
その数字にはっとしました。
沖縄に琉球文化が色濃く残っている理由が
また少しだけ分かったような気がしました。
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空港へ向かうため、外に出ると雨。
傘がないので濡れたまま信号を待っていると、
「大きい傘だから」
という声が聞こえたと同時に、
ピンクの傘が頭の上に差し出されました。
同じ年くらいのカッコイイ女性が中に入れてくれたのです。
でもその傘、全然大きくなくて、
自分は半分以上、雨に濡れてるの。
優しいなー、沖縄。
ほかにも取材させていただいた
丸忠さん、アイディーズさん、
みなさん親切に対応してくださり感謝、感謝です。
ありがとうございます。 また春に行きますね
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。