きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

沖縄滞在記② 安田未知子先生のいずみ病院へ


こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

沖縄出張2日目は、那覇から1時間のうるま市へ。
敬愛してやまない安田未知子先生が設立された
介護老人保健施設「いずみ病院」を見学させていただきました。 http://izumihospital1985.or.jp/

未知子先生が14歳だったとき
ひめゆり部隊が結成されました。
先生より少し年上のお姉さんたちが入られました。

先生は、戦後は中学校の先生として、
多くの子どもたちを育て上げられました。


「いずみ病院」をつくられたのは25年前。

物心ついたときから、

社会的な弱者に手を差し伸べてこられた

先生の生き方を体現されたような施設で、

要介護認定の患者さんや

精神疾患の患者さんがいらっしゃいます。


目の前に豊かな森が広がる、先生御自慢の景色です。

奥に見える2つの建物もいずみ病院の介護施設。

森も含めて、大きな自然に抱かれた敷地を有します。 画像













明るく無臭の院内です。

理事長は先生の弟さんである高江須義英さん。 画像














至るところにピアノが置かれています。

なんと敷地内の施設を合計すると25台に!

「誰でも、好きなときに触れられるように」 画像














いずみ病院では、職員の方々の指導のもと、

全患者さんが同じことをして過ごすことはありません。
ひとりひとりが「習字」、「絵」など好きな時間を過ごし、

看護師さんらがそれぞれを見守ります。

個別化指導の「モンテッソーリ教育」の

概念を取り入れています。


一見、見慣れたBOXですが、

「病院」や「医院」に置かれていることは

ほとんどないですよね。

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デイサービスの患者さんが送迎バスで帰られます。

1人1人、自宅まで送り届けます。

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全フロアを見学し、

看護師さんたちの仕事の大変さを思いました。

そして、大変を感じさせない仕事ぶりに感銘を受けました。


さらに、未知子先生のすごさも感じないわけにはいきません。

だってですよ。介護されている患者さんも同じようなお年なんです。

でも先生は、赤い服を着て、きれいにお化粧されて、

髪は豊かで、 爪もサロンに行ったかのように

美しくマニキュアを塗られていて、

笑顔で、時間を逆算して、

次、次、とテキパキと案内してくださる。

お喋りもとっても楽しくわくわくします。


私も、30年後も40年後も、絶対に未知子先生側でいよう。

だから先生を見ならって、

食べ物と考え方をもっとよくしていこう。

うるま市の素敵なレストラン「フェアリー」にて。

未知子先生と一緒に。

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経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。