きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

新聞倫理 ~自由と責任、独立と寛容、人間の尊重、品格と節度~

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。


横浜の「日本新聞博物館」  

に掲げられている新聞倫理に眼を留めました。

表現が硬くて一見、取っつきにくいいんですけど、

よく読むとなかなかカッコイイです。


記者じゃなくても、

すべての人は必ず何かの表現者だと思うのです。

インターネットが世の中に浸透して、

誰でも公に発信・表現できるようになった今は特にそうです。



「新聞は」 を「わたしは」 と替えて読んでみたら、

「ふむふむ」と、なおさらうなづけました。


■ 新聞倫理 ■

自由と責任 

表現の自由は人間の基本的権利であり、

新聞は報道・論評の完全な自由を有する。

それだけに行使にあたっては重い責任を自覚し、

公共の利益を害することのないよう、

十分に配慮しなければならない。


正確と公正

新聞は歴史の記録者であり、

記者の任務は真実の追求である。

報道は正確かつ公正でなければならず、

記者個人の立場や信条に左右されてはならない。

論評は世におもねらず、所信を貫くべきである。


独立と寛容

新聞は公正な言論のために独立を確保する。

あらゆる勢力からの干渉を排するとともに、

利用されないよう自戒しなければならない。

他方、新聞は、自らと異なる意見であっても、

正確・公正で責任ある言論には、

すすんで紙面を提供する。


人間の尊重

新聞は人間の尊厳に最高の敬意を払い、

個人の名誉を重んじプライバシーに配慮する。

報道を誤ったときは速やかに訂正し、

正当な理由もなく相手の名誉を傷つけたと判断したときは、

反論の機会を提供するなど適切な措置を講じる。


品格と節度

公共的、文化的使命を果たすべき新聞は、

いつでも、どこでも、だれもが、

等しく読めるものでなければならない。

記事、広告とも表現には品格を保つことが必要である。

また、販売にあたっては節度と良識をもって

人びとと接すべきである。

    

肝に銘じます。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

 
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