きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

福井の小浜(オバマ)紀行



小浜へ行ってきました 

http://www.wakasa-obama.jp/

昨年行なわれたアメリカの大統領選で、

「オバマ」さんを、

特に懸命に応援していたところが2つありました。

一つは長崎の雲仙市小浜町、

もう一つは福井県小浜市。

今回は福井のほうです。


もちろんありました、オバマグッズ

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昨日は、宿泊先の「四季彩の宿 花椿」さん

http://www.urban-port.jp/

で女将さんインタビュー


今日は商工会議所で

「観光人づくりセミナー」を行ないました。

いつものCS/ESセミナーを大きくアレンジし、

観光地にいらしたお客さまへの対応を

「4つの法則」にまとめ、

お伝えさせていただきました。


そうそう、

セミナー参加者の方に教えていただいたのですが、

オバマ大統領の発音は「バマ」

一方、小浜の発音は「オバマ」なのです。

私ずっと「バマ」で喋っていたんです。

失礼いたしました。

それにしても、

小浜が「コハマ」でも「コバマ」でも 「オハマ」でもなく、

「オバマ」と読むということ。

大国アメリカでオバマという

名前の人物が大統領になったこと。

これ、天文学的な確率だと思うんですよね。


短期間のうちに、

日本全国に地名が浸透するという幸運を

確実に享受した小浜市です。


あとは名前以上の魅力、

とりわけ人の魅力を高めて、

「行きたい」「想像以上によかった」

「また行きたい」 「今度は誰かを連れて行きたい」

と思ってもらうことですよね!

観光資源はいろいろあるので、

潜在能力があると感じます。


オバマ大統領から届いた

小浜市長へのお礼の手紙(食文化館にて)

支援と激励への感謝、小浜の賞賛、

友情への期待、

そして「小浜市に幸多きことを」と結ばれています。

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「八幡宮」。何だかとっても心が落ち着く場所で、

昨日・今日と2度、お詣りに出向きました。

小浜市は、人口に対する寺院の割合が日本一多いそうです。

町を散策するとそれを実感します。

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次の大河ドラマ主人公「お江」(おごう)の、

お姉さん「お初」のお墓です。

お初は、若狭国小浜藩の初代藩主「京極 高次」の正室。

隠れキリシタンだったゆえ、お墓も独特のフォルムです。

お初は侍女たちを大事にしたそうで、

侍女たちの希望もあり、

周りには彼女たちのお墓がコの字型にたくさん並んでいました。

死んでからもそばにいたいと思われるリーダーだったのですね。

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八幡宮の向かいにあったパン屋さん。

雰囲気のある建物。「こころ」という店名。

むむっ、これは「当たり」に違いないと入ったら、

その通りでした。

こういうお店を見つけると、宝箱を探し当てたようで嬉しくなります。 画像







 

 

 

 

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買ったものを2Fでいただくこともできます

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「花椿」では洋室に泊めていただきました。

窓の向こうに若狭湾が見え、夕陽も眺められます。

女将の山岸和恵さんはご主人ともども社員思い。

なぜそこまでしてあげよう思われるのですか

と聞いた答えにぐっときました。

「だって、かわいいんですよ。

いくつになっても、50になっても、

社員はかわいいんですよ」

 

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若狭湾を望むお風呂

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山岸さんは、私が泊まった宿と、その隣にビジネスホテル、

チャペルウェディングのできる

ホテルアーバンポートホテルなどを 経営されていますが、

この日、100%稼働率だったそうです。

いまどき満室とは素晴らしい。

食事に力を入れているのも人気の一つだと思います。 画像













「四季彩の宿 花椿」のロビーに飾られている竹林の絵は、

筋ジストロフィーの画家・青山ひろしさんの作品。

身障者の文化活動支援もされている社長の山岸さんが、

このスペースを空けておくから絵を描いてくださいと依頼しーー、

実に1年がかりで完成されたそうです。

絵の上に板を通して、思うように動かない手と体で、

這いつくばりながら描いた大作。

生き生きとした竹林です。

右下のサインの下には、

よくよく眼を凝らして見ると、

青山さんご本人と奥様の涙の跡があるといいます。

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セミナーご参加ありがとうございました。

たくさんの方が本当に熱心に聞いてくださいました。

飲食店経営会社の㈲やまとさんは、

私の著書を あらかじめ読んで来てくださいました。

感謝感激でした!

 

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若狭塗センターからいらしたセミナー参加者の方から、

若狭塗のお箸をたくさんプレゼントしていただきました。

小浜の箸生産は、なんと日本全国の9割を占めるそうです。

ポッキー箸、カジュアルなお箸、きれいな細いお箸。

左の赤いお箸は高級品の若狭塗のお箸です。

とても美しい

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海沿いに位置するフィッシャーマンズワーフでは

http://www.wakasa-fishermans.com/

豪華な海鮮ランチをいただきました。

ここからは遊覧船も出航しています。

鯖へしこをお土産にいただき、帰って早速サラダに。

とても美味でした♪

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~小浜のみなさま、ありがとうございました。  

みなさまと、そして小浜を訪れた方々に幸せが訪れますように~ 

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 
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