昨夜、ウイーン少年合唱団のスペシャルコンサートを聴きに、
サントリーホールへ行ってきました。
キヤノン・マーケティング・ジャパン社の主催で、
この日は関係者と招待客で占められていたようです。
昨年、同社の社内報でインタビューをお受けしたご縁で
素晴らしいひとときをいただきました。感謝いたします。
ウイーン少年合唱団の設立は1498年(512年前!)。
かのシューベルトも6~16歳まで団員として過ごした
由緒ある合唱団です。
現在は10~14歳までの男の子が約100人在籍。
日本人の男の子もいます。
25人ずつ4グループのチームを結成し、
普通の勉強のかたわら、
それぞれ年間10週間のツアーを行なっているそうです。
その一環で、日本にも4月末から今月まで訪日中なのです。
彼らは、寮生活の生徒(日本だと中学生かな)でありながら、
合唱団員として収益をも生み出す優れたタレントなので、
月の学費はわずか1万円で済むそうです
。
学校経営の視点で考えると、
学校も、生徒も、お客さまも喜ぶ
「三方よし」の関係と言えそうです。
歌声はまさしく「天使の歌声」。
目を閉じて聴いていると、
ほかの世界にいるよう。
尊い清らかなものに触れた気がしました(涙)。
クラシックはもちろんのこと、
ビートルズの「イマジン」や、
「世界で一つだけの花」、
日本の歌「浜千鳥」なども披露されて
盛り上がりました。拍手なりやまず。
ボーイソプラノ・アルトは、
もともと美しい声を持つ子が少ないうえに、
限られた期間だけ存在する、
希少&貴重なものですよね。
さくらの花ような短命のはかなさが、
より美しさを際だたせているようにも感じました。
司会の壇ふみさんは、
品を保ちつつウィットの効いたトークが
上手で 感服しました。
しかも、とても美しかったです。
心豊かな夜でした。
経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。
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