こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
リッツ・カールトンホテルを生んだ親であり、
「クレド」(信条)をつくり、
その哲学をスタッフに浸透させたホテルマン、
ホルスト・シュルツ氏のセミナーに行ってきました。
http://www.hotel-ya.com/yadoya/seminar/100225.html
シュルツ氏は、
ハイアット・ホテルズ副社長を務めていた46歳のとき、
「リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー」の
第1号開業に携わり、 社長兼COOに就任。
20年近くをリッツカールトンとともに過ごしました。
この間、“経営の金メダル”とも言える
「マルコム・ボルドリッチ賞」を
2度も受賞する快挙を成し遂げたホテルマンです。
現在はリッツカールトンを去り、
「ウエストペーセス・ホテル・グループ」という企業を立ち上げて
高級ラグジュアリーホテルの運営を行なっています。
うち一つのブランド名は「カペラ」。
世界に8軒あり、
2011年には北海道のニセコにも開業するそうです。
http://www.spmc.jp/capella.html
さて、シュルツ氏。
「パッション」(情熱)がひしひしと伝わってきました。
*会社とは、目的や夢、信念を果たす場所です。
共に働く仲間たちが、そのことについて何の疑いもなく、
自分のこととして思えたとき、人は自ら動き出します。
単に業務をさせるために人を雇うのは、非道徳的なことです。
私たちは何者であるのか、何を目指していくのか、
組織を一つにするにはここが大切なのです。
*成功とは、未来にあるものではありません。
今、目の前のことをエクセレント(優れた)にすることが成功です。
また、他の人をそこへ導いていこうとするのではなく、
まずは自分がエクセレントな行動を取ることが成功につながります。
*自分の行動が、みんなのためになっているかどうかを考えます。
一人でもよくない人が出るのなら、私はそれをしません。
シュルツ氏が運営する新しいホテル「カペラ」。
エクセレントな滞在をしに行きたくなりました。
『おもてなしの原点 女将さんのこころ』
1冊あたり55人の旅館の女将さんが登場。
一人4ページずつ顔写真付きで登場。
人生について、おもてなしについて
また普段はあまり語られない心の内を書いています。