「ジョブ シャドウイング」 (job shadowing)をご存じですか。
中~高校生が、半日~1日、働く人に「影のように」付いて回り、
仕事をしている人を観察する活動をいいます。
1998年に米国で始まったそうです。
実は昨日、初めてこの言葉を知りました。
横浜市が独自で行なっている「横浜型地域貢献企業 認定制度」の
認定の仕事をお手伝いしているのですが(中小企業診断士として)、
昨日、伺った会社がジョブ シャドウイングの受け入れをしていたのです。
似たようなものに「インターンシップ」がありますけれども、
「ジョブ シャドウイング」 との違いは大きく3つです。
ジョブシャドウイング インターンシップ
① 働く人を「見る」ことが主旨 実際に仕事を「体験」することが主旨
② 中学生~高校生低学年 高校生高学年以上
③ 半日~1日 3日~1週間~それ以上
ジョブシャドウイングの最も大きなポイントは、
仕事を見るのではなく、「仕事をしている“人間を見る”」こと。
これはいいポイントですよね!
受け入れをしている前述の会社の方がおっしゃっていました。
「見るほうも、見られるほうも緊張するのですが、
その緊張に耐えられず、こちらが声を掛ける形になるんです(笑)。
短い時間ですが、コミュニケーションの機会になりますし、
見られるほうも背筋が伸びて、手本になろうとしますよね。
夕方、生徒さんが帰っていくときはとても寂しい気分になるんですよ」
後日、お礼の手紙が届くと、それも励みになるそうです。
さて、もしも 「見られる側」になったとしたら、どうしますか?
中学生や高校生が、働く自分の姿をじーっと見ているとしたら。
私は簡単に想像がつきます、カッコつけている自分を(笑)。
どういう風にカッコつけるかというと、
たいてい楽しいんですけれども、もっと明らかに楽しそうに仕事するとか、
「あ、お茶いれよう」「明日の天気はどうかな」などは後にして、
目の前の仕事にひたすら集中するとか、
思うだけではなくて言葉に出して、いろいろな人に感謝しながら働くとか、
そんな姿をはりきって見せようとすると思います。
、、、、、あら、普段からもっとそうしたら? ということばかりでしたー。
であるならば!
あたかも誰かに見られているような感覚を持って働く
「一人 ジョブ シャドウイング」って効果アリですね。
追伸:動画撮りました!
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