きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

福岡・宗像市の宿 「はなわらび」 にて

 

こんにちは。経営ジャーナリスト・講師の瀬戸川礼子です。
 

 

再び福岡へ行きました。
1日目は企業セミナーの講師として、
2日目は宗像市の宿「はなわらび」へ。



博多駅から約20分(東郷駅)+タクシー10分です。
 
「パーソナルサービス」を大切にされている
女将の小林佳子さんにお会いしてきました。
反省ばかりですよと謙遜される小林さん。

 

飾らず自然体の女将さんとの3時間は
心和むひとときでした。
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はなわらびは、15室の離れと広い庭、静かな環境、
そして何といっても料理が評判の宿です。

 

温泉ではありませんが、
料理でそのハンディをカバーしています。



とりわけ、魚!
毎日、漁師さんと直接やりとりをして (購入は組合を通します)、
港で船を待機し、宿では最も新鮮な状態で提供しているのです。




漁師さんと直接やりとりできるのは、この宿ならでは。
実は1店舗目の宿がかつて鐘崎漁港にあり、
ずっと前から漁師さんとの連携ができているのです。
大きな財産ですね。

 

この海沿いの宿は、
地震被害で残念ながら解体されてしまいましたが
長年培ってきた漁師さんとの付き合いは
いまなお続いているのです。



料理の中でも
「これを食べずして帰れない」のは「活いか」。
透き通っているのは生きている証拠です。美味♪
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いかはデリケートな食材で、
生きたまま持ち帰るのは相当な技術がいるそうです。

 

水槽で1匹がスミを吐けばほかのいかまで全滅してしまう。
でも、元気に生きていないと
透き通ったいかを出すことはできない。

 

漁師さん、組合、運送、板場の
連携ができてこその料理なのです。
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充実の「活いか御膳」(2625円) ↑

 

活いかのゲソ(足)は、
後ほど塩焼きまたは天ぷらにしてもらえます。

 

私は天ぷらをお願いしました。
揚げたてさくさくで、たまりません。

 

ぺろっと完食しました!
ランチだけでも利用できます。


~  ~  ~

客室には、顧客の滞在目的によって、
下記のような掛け軸が飾られることがあり、
客室係がちゃんと説明をして差し上げるそうです。

 

「これは夢見童子と申しまして、
これからも元気で健やかに育ちますように
と願いを込めました大変縁起の良いお軸でございます」

 

このように言葉で伝えてもらえると、
さらにうれしいですよね。
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食事の後、小林さんのご家族の話に。
京都での写真を見せていただきました。
ご主人はおしゃれな方。
息子さんはかっこい大学生、
そして娘さんは京都で舞妓さんを
されていらっしゃるんです。
叶鈴(かなすず)さんとおっしゃいます。

 

了解をいただいたので写真をアップしますね。
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右がとってもかわいらしい叶鈴さん。
左から2番目が女将であり母である
小林さんですが、姉妹でもおかしくないですよね。

 

 

ちなみに、
京都の花街は祇園甲部、宮川町、祇園東、先斗町、上七軒と
5つのエリアがあって、叶鈴さんは宮川町の方です。

 

「家族が呼んでも花代が必要なのよね」
と、女将さんは笑っていました。
 
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はなわらびの庭には立派な「でいご」の木が。沖縄の県花です。



ラブラドールの「さざえ」ちゃん。
保健所からもらわれて来た幸運な彼女です。

 

気に入ってもらえたのかな。しばらく一緒にいてくれました。

 

いい顔。
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そこ、足なんですけど(笑)
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そばにいてくれてありがとう。 またね。
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経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
 

 

旅館の女将さん55人の人生哲学。
おかみ3巻の表紙-文字大.jpg
 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。