きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

アスファルトの蝉 まだ終わっちゃいないぞ


外に出ると、

アスファルトの上でひっくり返っている蝉と

遭遇する ことが多くなりました。

じりじり焼けるような灼熱のアスファルト。

本当は、緑の森で果てたいだろうな。


いつもはそのまま通り過ぎてしまうのですが、

今日は通り過ぎた後で なぜか引き返し、

蝉氏のもとへ。

 

ひっくり返った蝉氏が暴れると怖いので、

親指と人差し指でがしっと掴み、

近くにあった植木鉢の土の上に運びました。

 

蝉氏は掴んだ途端、強く鳴きました。

 

「まだ終わっちゃいないぞ」とでも言うように。

 

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蝉の一生の儚さはよく知られるところですよね。

7年も土の中で過ごし、

やっと地上に出られたと思ったら、

1~2週間で死んでしまう。

 

でも、人間が見たときはそうかもしれないけれど、

蝉の世界では普通の一生なんですよね。

 

「あいつは16日も元気で長生きした」

なんて会話をしているのかも。

 

「マンションの壁で鳴くと、声が響いていい感じ」とか?

「朝5時に鳴くと目立つぜ」とか?(これはやめてほしいけど)


悲観せず絶望せず、現実を受け入れる。

そして、いま出来ることを一生懸命にやる。


人間目線で、ふと思います。

強いなあ蝉は。


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うちのベランダにもやってきます。

こうして見ると意外と羽根がきれいです。 

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。