フリーランスだと、ゴールデンウイークは
さほどゴールデンな感じではありませんが
それでも世間のうきうきがふわっと伝染してきます。
今日は天気もいいし、
仕事はちょっと置いといて散歩に出掛けました。
帰りに、ごほうびとして(・・・何か良い事したっけ)
和菓子を求めました。 (お店の人に言って撮らせていただきました)
薄いもえぎ色のお饅頭です。
名前は「そがの里」といいます。
これだけだと、ふーんという程度。
ですが、
興味も覚えず、ほかのお菓子に目を移そうとしたとき、
後方のグリーンの手書きPOPに目が行きました。
そして、誘惑されてしまいました。
「当店自慢のロングセラー商品です。
青梅の甘露煮がまるごと入っています」
あらそうなの!買うわ。
POPの力ってあなどれません。
商品を売りたいというよりも、魅力を伝えたい
という思いがPOPに表れたとき、
きっと顧客の心にも届くのでしょう。
ヴィレッジ・ヴァンガード(複合書店)などは最たるものですが、
POPに力を入れているお店は
たいてい人気があるのではないでしょうか。
この和菓子店も、祝日ということもあるけれど
午後4時半でほぼ売り切れでした。
ちなみに、
このPOPの下には赤字で「種にご注意ください!!」。
注意もなにも、分かりますからと思ったのですが、
販売員の優しいご婦人も
「気をつけてくださいね」と、丁寧に注意してくれました。
さらに、箱の中にも「ご注意ください」のチラシが。
3重の徹底ぶり。
かつて、何が起こったのだろうか!
まあ、せっかくなので、十分に気をつけていただきました。
お陰さまでゆっくり味わえておいしかったです。
瀬戸川礼子でした。
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