きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

東京スカイツリー展望台 この街が大好き!

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。


今日は大掃除の手を止めて、
東京スカイツリーの展望台へ行ってきました。

 

昔は、「〇時間待ち」と長蛇の列だったようですが、
(今日も混雑はしていたんですが)
今は、15時から3人とか、時間&人数予約ができるので
事前予約しておけば、それほど待たされないでのぼれます。

 

 

東京の東方面に住んでいる私は、
外に出れば毎日、東京スカイツリーは遠くに見えるんですが、
開業10年も経つのに、のぼったのは初めてです。

 

 

 


77年前は焼け野原だったというのに、
いまは宝石箱のような東京です
✨

人間の力ってすごい……。

 

 

これが77年前の東京(手前は墨田区あたり)
上の写真とそれほど違わないアングルかもしれません。
wikipedeaより

 

 

問題は多々あるけれど、
私はこの街が大好き!^ ^

日本でいちばん自分らしく生きられるのは
間違いなく自由な東京だと思うし、

世界の中でも、私はきっといちばん
心楽しくいられる街だと感じています。

 

 

私にとっては東京がベストな街ですが、

どの街でも、誰にとっても、

住んでいる街がベストと言えたら

幸せじゃないかな~と思います。


ちなみに、東京の、私の住む街は、

どこもビルが高いから、朝日も夕日も見えないし、

星があまり見えないし、家賃は高いです。

 

でも、それらを上回る自由があります。

街全体に許容力(放任力とも言う)があります。

友人がいて、アートが身近で、公園が結構多くて、

新しいことが次々と始まり、変化があり、

どこに行くにも便利な上に、安全です。

また、世界的には遅れているけど国内としては
最も意識がアップデートされている街だと思うし、
だから、多様性も国内では高い街だと思います。


こんな風に、自分の街の魅力を感じて暮らすと
幸せ度が高まるような気がします。

 

大掃除が滞ったので、明日は早起きしてがんばろう。

午前中、高圧洗浄機ケルヒャーが届くんですよ💗ふふふ。

ではでは(^^)

 

こちら

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

PENTAS観光実践マネジメント講座 高萩徳宗さんの「クレーム対応の“やってはいけない”」

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

今年最後の仕事は、山梨県立大学を中心に
学生と社会人が学ぶ講座PENTASの
「観光実践マネジメント講座 6回目」でした。

ゲストにベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツの
高萩徳宗(のりとし)さんをお迎えし、

「クレーム対応の“やってはいけない”」
についてお話しいただきました。

 

 

高萩さんに登壇いただきたかった理由は、
観光業はもちろん、どんな業種のマネジメントにも
クレーム対応の学びは不可欠だと思うからです。

また、ご自身が前職で山のように
理不尽なクレームを受けた体験があり、
現在もいろいろな現場を見られた上で、
ロジカルにクレーム対応を語ってくださるからです。

そしてまた、
「どんなクレームに対しても、
 サービス側がへりくだって
 誠心誠意の対応をするべきだ」

という、考えを間違いだとしていることです。

これほんと同感です。
ほとんどはいいお客さんだと思うんですけど、
理不尽だったり、高圧的だったり
悪意のあるクレーマーに対してまで
誠心誠意の対応をしていたら、
働く人の心は疲弊してしまいます。

 

だから、今日の講義で取り上げられていた
「クレーム=苦情ではない」や
「クレーム客とクレーマーは違う」という理解が必要で、

その上で「クレーマー撃退の基礎」などを
分かりやすく話してくれました。

 

高萩さんはYouTubeの先輩でもあり、
人気チャンネルをお持ちです。有料級。ぜひご覧ください。

『サービスの本質塾』https://www.youtube.com/@user-ps2ls3xd4b

『クレーム対応の本質』https://www.youtube.com/@honshitsu_c

 

今日も楽しかった~。高萩さん、ありがとうございます!

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

こちら

2022年を一緒に振り返ろう!今年 何があっただろう?

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

今年最後のYouTubeはライブでした。

「2022年を一緒に振り返ろう!」

1~12月の出来事を振り返りつつ、
私の思いも語らせていただきました。

 

www.youtube.com

 

ライブするにあたり、
1~12月の出来事をピックアップしたんですけど
忘れていたこと、去年だと思っていたこともあり、
記憶ってあっという間に薄れてしまうんだなと
痛感した次第です。

 

最初の25分が1~6月、

26分以降は7~12月です。

よろしければご覧ください。

 

~  ~  ~

 

ではここからはおまけブログです。

 

スウェーデンはロシアとくっついていなかった話

5月の出来事として、
フィンランドとスウェーデンが
NATO(北大西洋条約機構)に加盟したことを
お話ししました。動画16:48からです。

私は、防水の世界地図をお風呂に貼っていて
毎日眺めていまして、
フィンランドとスウェーデンはロシアとくっついている
と言ってしまったんですがーー、

 

はい、すみません、私、勘違いしていました。
スウェーデン(ピンク)はロシアとくっついていませんでした。

ペタッとくっつているのは紫のフィンランドです。

毎日見ている地図なのに、どこを見ていたんでしょうか。

失礼しました。でも、これでもう覚えました!

 

ついでに、ウクライナがヨーロッパ諸国とロシアの間に
挟まっているのがよくわかりますよね。

ウクライナの上にあるベラルーシ(紫)は
ロシアと仲良くしていますが、
そうしないと簡単に攻撃される位置にあるんですよね。


ライブで間違ったことを言っておいてなんですが、
世界地図を眺めていると、国々の立ち位置と思惑が
感じられたりします。えへへ( ´艸`)

 

 

恒例となった失敗

なぜかライブでは、アクシデントが起きます。

~これまでの失敗の歴史~

・外付けマイクが作動せず音質がひどかった
・照明が暗すぎた(かなり老けて見えて悲しかった(笑))
・予約配信の機能が作動しなかった(2回も)

で、今回のライブこそ!問題なくできるはずでした。

が、最初の7分間、無音で喋り続けていました(;_;)

視聴者さんが「聞こえません」と教えてくれて気づきました。

 

今回は最初からスマホ収録で予約していて、
これは問題なくできるはずでした。
ところが、あらかじめ差していた
スマホ専用の外付けマイクが作動しなかったのです。
編集動画でいつも大活躍のマイクなんですけどね?

そんなわけで、急遽、スマホ本体のマイクを使って
喋ることになりました。

 

いまアップされている今回のライブは、
最初の無音の7分をカットすることができたので、
そちらをアップしています。

が、それまでの視聴回数やいいね!
はゼロにリセットされてしまいました(涙)



ジェンダー指数・日本の政治は0.061

ライブ動画 28:43から、ジェンダー指数(男女不平等指数)に
ついてお話ししました。

2022年のジェンダー指数、日本は146か国中116位で
(2021年は156カ国中120位)、ほぼ改善していませんでした。

ジェンダー指数は「」で男女均衡となります。

調査対象は、①政治、②経済、③教育、④健康の4分野。

日本は、③教育は1、④健康は0.973で世界トップレベルなんです。

が、①政治が 0.061 しかなく、大きく足をひっぱっています。
女性の国会議員、閣僚、行政の長が少なすぎるんです。

②経済は 0.564 でこれも低いです。
男女の賃金格差が大きいこと、女性の管理職割合が低いこと、
女性の専門職や技術職の割合も低いことが主な要因です。

※上記が正しい説明なんですが、
 ライブでは政治と経済の指数を間違えて伝えてしまいました(涙)
 正しくは、政治 0.061、経済 0.564です。

 「1」で均衡ですから、特に政治は話にならないくらい低い、
  ということがわかりますよね。

 政治の世界に女性がもっと増えないと、
 私たちの生活は改善されないし、
 もっと戦争に近づいちゃうと私は思うんです。

 

2023年は 1月16日(月)20時にライブ!

来年のスタートは1月16日(月)の夜8時。
ゲストをお迎えしてライブを行います。
昨日のライブでは19日と言っていますが、正しくは16日です。

ゲストは八木陽一郎さん。
ホワイト企業大賞の委員同士であり、
元国立大学の教授で、現在は、お父様が経営されていた
警備会社ユニティガードシステムの経営者です。 

経営学の博士でもある八木さんは、
経営難の会社を継ぐことになりました。

ここから、谷あり…、また谷あり…、
そして山あり、というドラマが始まります。

人間らしいすっごく好きな話なので
みなさんとシェアしたく、
八木さんに出演を快諾いただきました。

ぜひ、ご覧ください!

 

YouTube【幸せに働き生きるヒント】
2022年の1年間、ご視聴ありがとうございます。
また来年も動画でお会いしましょう(^^)/ この動画はこちら。

 

感謝·*:☆..。o♬*゚·*:☆..。o♬*゚·*:☆..。o♬*

 

YouTuber で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

石坂産業・三富今昔村の納屋茶寮「MEGURU」に行ってきました


こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

昨日は、埼玉のリサイクル企業石坂産業が丁寧に育んできた
三富今昔村」へ行ってきました。
三富とは、この地域の昔ながらの総称で、現在は所沢になります。

 

納屋茶寮MEGURU

 

石坂産業は、10年前に仕事で伺って以来のお付き合い。
工場見学は予約が必要ですが、隣接した三富今昔村は、
予約不要で誰でもが自然と触れ合えるフィールド。
プライベートでも毎年、遊びに行っています。


今回のお目当ては、
どんどん進化していく今昔村に新たに誕生した納屋茶寮「MEGURU」。

 

ここは以前、納屋でした。
当時の用具が、ランプシェードや台として活用されています。

 

石坂流 精進料理のような✨ 美しくて美味しい。


こちらは茶碗蒸し。地元の陶芸家さんの器です。
箸置きのピーナッツも最後にいただきます。


お肉と野菜たっぷりのうどん♡


甘酒の上はハーブティ(バタフライピー=チョウマメ)です。
体に良く、目にも楽しいドリンク♪

 

おしゃれに生まれ変わった農機具。
もともと凝ったデザインだったことに気付かされます。

 

空間と地元の食材や器を活かしたお料理に心と体がほぐれました。

MEGURUの食材の一の部は、
同社の石坂オーガニックファームのオーガニック野菜です。


オーガニックファームに鳥のたこが飛んでいました。
たこの鳥? 鳥のタコ? 遊び心がいいですね♪

 

MEGURUでは、齋藤智子さんとの再会が楽しみでした。
初めてお会いしたのは6年前のインタビューです。

智子さんはスターツの社員さんで、同社経営の旅館「柏屋」(栃木)の
女将として赴任され、宿の地盤固めに貢献されていました。

次に都内でお会いしたときは本社に戻られてジャケット姿、
そして今回は転職されて、今昔村で素敵なエプロン姿。

これまでの経験を大いに活かされて、お店を切り盛りされています。
今後は、石坂産業が進めている温浴事業にも携わられるようで、
こちらも楽しみです!

 

 

お店には常務の石坂靖子さん(右から2人目)も顔を出してくれました。
社長の典子さんはご不在だったのでまた今度お会いできれば幸いです。

 

お食事の後は、森へ行きましょう。
入場料は平日500円、休日800円(森の保全に使われます)


緑の季節も大好きですが、
静かな冬も凛と、いいものです。

 

落ち葉のプール🍂 子ども優先だと思うんですけど、
ちょうど貸し切りで、大きいお姉さんも遊ばせてもらいましたよ。

 

落ち葉のプールに寝転んで見た空✨すがすがしい!


で、私は常々思うんですが、
ここ三富今昔村の魅力は、
きれいで楽しくて美味しいだけじゃないんです。

 

石坂産業のスローガン「自然と美しく生きる」
とことん追求する思いがそこここに感じ取れること、

その姿勢から、
「自然を大切にするとは?」
「循環社会をつくるとはどういうことなのか?」
「私にできることをやろう」

そんなことを、遊びながら感じて学べることなのです。

人間が生きるために絶対に欠かせない廃棄物の処理を、
技術力をすんごく高めながら長い年月、実直にやってきた。

そういう会社だからこその説得力があるのです。

しかも、楽しみながら、循環の肝を感じさせてくれる。
そこがめちゃめちゃ素晴らしいと思います。

いい場の提供をありがとうございます。

また来年、遊びに行きまーす。

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

石坂産業を紹介したYouTube はこちら!

www.youtube.com

 

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

感動スイッチ ~優しさについて

こんにちは。

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

YouTube.png

111回目のテーマは
「感動スイッチ ~優しさについて」です。

www.youtube.com

 

 

 以前、満員御礼の講演会でお話した内容のYouTubeバージョンです。

分かっている人にとっては耳タコの話だと思うのですが、

やっぱりこういうベーシックな話は私にとっても必要で

年の瀬によいリマインダ―になりました。

 

~  ~  ~

 

では、ここからはおまけブログです。

というか、単なる裏方のつぶやきです。

 

今回111回目の動画は、戦いでした。

「来週ライブがあるから、今週は休んじゃおうかな」
「まとめられないんじゃないかな」

とにかくサボろうとする私と、

「いーえ、やるといったらやるんですよ」と、
お尻をたたく私のせめぎ合いでした。


月曜・午後5時のアップに向けて、
日曜日に構成を考えるはずでしたが
外出の予定が入り、お出かけしてしまいます。

帰宅してからもすぐに構成に取り掛からず、
考え始めたのは午前零時を回ってから。

午前4時に構成がひととおり完成して、
お風呂に入って午前5時に就寝。


収録は午前11時から。
収録の準備ができたけど……、
もうちょっといい感じにできるんじゃないかと、
いったん、保留。

ちょっと構成しなおして、
お昼から収録スタート。
(アップまであと5時間)

何度も撮り直しをしつつ、収録を終えたら

テロップ入れ、サムネ撮影、サムネ制作を急ぎ、
なんとか月曜・午後5時のアップに間に合いました!

 

~  ~  ~

 

なぜこんなに細かく書いているのかというと、

こういうサボりたい自分との戦いって、

どこにでもある日常的なことで、

そのうち何回自分に勝てるかが

幸せに働き生きることにつながっていると思うからです。

 

10回の戦い中、9回負けてしまうのと、

10回の戦い中、9回勝つのとでは、

やっぱり人生が変わってくると思うんです。

 

自分との戦いは、誰にも分らないところで起こるから

ほんと地味だし、負けてもバレません。

でも、負け続けると気持ちがなえてくる。

奮起する気持ちが弱くなってくる。

 

それじゃいかんと思う。

だって自分の人生だから。

 

私がYouTubeを続けていられる理由の一つは

視聴者のみなさんと「月曜更新」を約束しているから。

これがあると、私一人の力ではなくて、

視聴者のみなさんの力をいただけるので、

サボりたがる自分を撃退しやすいです♡


今回、内容はもっと精査できたと思うんですけど、
とにかく自分に勝ったという意味で記念の一本です。

 

こちらです。

 

~  ~  ~

 

今年のYouTubeは残すところあと一本。

来週12月26日(月)20:00~21:00  ライブを行います♪

1月~12月までの時事ネタなど振り返りながら、
2022年のおつかれさま会をご一緒にしたいと思います。

よろしければご参加ください(^^)/

 

アップしたら眠気が襲ってきましたが、
これから4時間のオンライン会議をがんばりまーす。


明日は休日! 経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

クレームを言うべきときがある、という話

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

昨日、YouTubeで「旅と出会いと人間関係の話」の
ラジオ版をアップしました。こちら。

 

32:48のあたりから、
カナダのプリンスエドワード島で
クレームを言った話をちょっとしたんですけど、
今日のブログはその続きです。

 

クレームを言うべきときがある、という話

毎年誕生日を祝っている友だちと私は
『赤毛のアン』が大好き!

その舞台であるプリンスエドワード島に
何年も前から計画して、2017年、ついに旅したのです。


この島は本当に美しくて、楽しくて、
素晴らしかったんです。また行きたいし、
ほとんどの人は親切ないい方々でした。

なので、
悪いイメージは持ってほしくないんですが、
一回だけひどい差別を受け、
クレームを言って是正してもらったという話です。

プリンスエドワード島では、
シャーロットタウンという街と、
キャベンディッシュという田舎町に泊まりました。
キャベンディッシュは完璧でした!

 

ところが、シャーロットタウンで泊まったホテルで
動画で話した通り、差別を受けました。

大型ホテルで、道を挟んで本館と別館に分かれ、
地下通路で繋がっています。私たちは別館。
ここは全館禁煙になっているのに、
私たちの部屋は喫煙ルームから改装されておらず、
ドアを開けた途端、のけぞるような悪臭が!
前代未聞のひどさでした。

 

すぐにフロントに電話すると、
若いボーイさんが消臭スプレー片手にやってきました。
いやいや、こんなんで解決できるはずがありません。

でも、一応、スプレーをこれでもかというくらい噴射。
部屋に置いてって、とボーイさんに言うと、
それはダメだと言って、持って帰ってしまいました。

言うまでもなく、悪臭はあっという間に復活しました。

 

疲れていた私たちは、それぞれベッドにあおむけになり、
「どうする?」と話し合います。

 

私がまっ先に決めたのは、

「絶対にこの部屋には泊まらない」ということ。

「なんとか部屋を変えてもらう」ということ。

「最悪、このホテルを出て、
 もっとましなホテルに泊まり直す」ということ。

私は絶対、この部屋は嫌だから
「泊まり直すためのお金は私が払う」ということ。

 

で、さらに思ったんです。

「こうして、何人ものアジア人が
 差別を受けてきたんだな」と。

「だれも強くクレームを言わなかったから
 私たちにまで回ってきたんだろう」と。

 

んで、

「なめるなよ」と。

 

あからさまな差別に本気で腹が立ちまして、
私はこれを電話で言ってやろうと、
グーグル先生で検索したんですよね。


そしたらね、
「Don't  taste」って出てきた(笑)。


英語だと、そのまんまの意味で、
味見しちゃいけませんという意味。
日本語みたいに「ばかにするな」とは伝わりません。

だけど私は、カーっとなっちゃってるから
そんなことにも気づかず、
「Don't  taste」、「Don't  taste」って
発音の練習なんかしちゃって、
いま思い出すと、めちゃめちゃ笑える!(≧∇≦) 

※幸い、これは言いませんでした。セーフ。


とにかく何度もフロントに電話して
「部屋を変えて」と訴えました。
別館とフロントは遠くて、疲れていて、
フロントまで行く気にならなかったんです。

電話口は、若い男性や若い女性が出るんだけど、
声がすっごく冷たくて、どうでもいいという対応。
英語でもそのくらいは感じられます。


「ここを出るしかないかな」と思ったそのとき、
「そうだ、JTBに言えばいいんだ」と気づきました。


私は、旅行は国内も海外も旅行会社を通さずに
行くことが多かったのですが、
このときは友だちの妹さんのつてで、
JTBから申し込んでいたんです。

そこで、地元のJTBにクレームを伝えたところ、
すぐにホテルに言ってくれて、
5分くらいでハウスキーピングの女性が
新しい部屋の鍵をもって現れました。

 

その女性は、私たちが部屋を開けるなり、
顔をしかめながら、頭を横に振り、
「Terrible!」(ひどいわ)と言いました。

そのくらい、タバコの悪臭が立ち込めている部屋だったのです。



こういうとき大手旅行会社は頼りになります。

このホテルは、お客さんである私が電話しても
動くそぶりも見せなかったくせに、
大きな旅行会社からのクレームには即対応。
ホテル側も送客が減るのは困りますからね。

 

すぐ現地の旅行会社に、
問題ない部屋に移ることができたとお礼を言うと、
すぐに教えてくれてありがとうございますと
逆にお礼を言われました。言わないとわからないし、
帰国してからではもう遅いからです。

 

新しい部屋は隣の隣の部屋でした。

ここは改装工事が終わっているみたいで、
タバコ臭は皆無。ここで2泊できました。

 

~  ~  ~

 

この出来事は2017年のことです。

日本に帰ってから旅行会社の担当者に伝えると、
その方は言われました。

いまだにアジア人差別はあるんだと。

だから、黙っていないで言ってくれてありがたいと。
差別を受けたかどうか、こちらは分からないから、
教えてもらえれば、一回一回ごとにしっかりと
クレームを言うことで改善をうながしていけると。

現地でも日本でも、とても感謝されました。

 

私は、髪の毛が部屋に落ちていたとか、
ちょっとした粗相とか、
そういう細かいことをいちいちクレームにするのは
くだらないことだと思うんです。

でも!

差別はスルーしちゃだめだと思います。

差別されたら、我慢しちゃだめ。

言葉が喋れなくても、ちゃんと怒らなくちゃ。

大騒ぎしたほうがいいです。

嫌な思いをするのは自分で最後にすべきです。

 

~  ~  ~

 

翌朝、ホテルのマネジャーからの手紙が
部屋に差し込まれていました。

そこには、
大変失礼なことをした、
全スタッフに伝えた、
こういうことが二度ないようにしていくとあり、
apologize(謝罪)という言葉が3~4回書かれていました。

 

謝罪があったので、ホテル名は書きませんが、
ほんとにそうしてよね、と思います。


あと、このホテルはよくなかったけれど、
キャベンディッシュのホテルは親切で素敵でしたし、
プリンスエドワード島は素晴らしいところです。
興味のある方にはとってもおすすめです。

 

友だちと私は、また行こう!って話してます。

~  ~  ~

 

とにかく、このブログで言いたかったのは、

差別されたらクレームをしっかり言うべき!

ということです。次の人につなげないこと。

日本人、アジア人の誇りとして。

 

「Don't Taste!」ですよ(笑)(≧∇≦) 

 

旅人の経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

旅と出会いと人間関係の話

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。


先日のYouTubeライブ「旅と出会いと人間関係の話」
アップし直しました。

www.youtube.com

 

ライブ中、大好きな女将さんと長い間、
文通をしていることをお伝えしたいと思って
届いた封筒をたくさんお見せしたんですけど……
そう、私の住所が書かれていることを
すっかり、忘れていました(≧∇≦) 

 

そんなわけで、編集し直してから
アップする必要があったのですが、
いつもの収録動画の編集には慣れていても、
ライブの編集はYouTubeのシステムを使って
やらなけれならず、これが私には難しい……。

時間ばかりかかってしまうので
映像はあきらめて、音声だけアップしました。


音質はいまいちなんですけど、
BGMを加えてラジオ風にしてみたので
お楽しみにいただければ幸いです(^^)

いろいろなことが起きるわ~。


~  ~  ~


では、ここからはおまけブログです。

※今回の動画ラジオで話したクレームの話についてはこちら。


心の旅で乗り越える

年末が近づいてきて、ラストスパートの方も
多いのではないでしょうか。

許容範囲を超えて忙しくなると
心の余裕がなくなって、
イライラすることが増えると思います。

そんなとき!
目の前のイライラ要因に目を向けている
自分自身に気づき、
ちょっと旅をしてみませんか?

身体を移動させる旅ではなく、
思考を移動させる旅です。


「こんなときあの人なら不機嫌にならず
 平常心で乗り越えるだろう」


「きたきた、いまこそ人間力を育てるときだ」


「これがゲームならどうすれば攻略できる?」

 

「1週間後にはもうこの状況は終わってる。清々しい気持ち」

 

そんな感じでちょっと気持ちを旅させてみる。

 

と、それほどイライラすることじゃないと
思えるかもしれません。

 

 

思い出すなら楽しいことを

疲れてくると、嫌な思い出がぶり返してくる
そんなことってありませんか?

私はあるんです。
すでに終わった嫌なことを思い出すようになったら
疲れている認定です。

そんなときは「思い出す」行為はやめられないので、
どうせ思い出すなら楽しいことを思い出します。

やっぱり旅がいいかな。
あの人が迎えてくれてめちゃめちゃうれしかったとか、
あの景色は最高だったなとか、
あれほんと美味しかったんだよね~とか、
あの話でげらげら笑い合ったな、とか。

脳に支配されてしまうなら、
楽しいことで支配されましょう。

あともうちょっとで冬休み。

がんばろ~(^^)/

 

こちら

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

忘年会で誕生日を祝っていただきました2022

こんばんは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

昨夜は、社外取締役を務めています
クロスキャット社の今年最後の取締役会でした。
来年50周年を迎える、東証プライム市場のIT企業です。
 
夜は忘年会へ。
その席で誕生日を祝っていただきうれしかったです。

私の向かって右は社長の井上貴功さんで、
なんと12月21日の誕生日が同じ同士。
ありがたいことに一緒にお祝いしてくださいました。感謝。

また、向かって左は会長の牛島豊さんでご近所同士。
そしてこの3人は地元が同じ。
珍しい偶然が3つも重なっていて、
不思議なご縁を感じます。

半年ぶりにみなさんとリアルで会えて楽しい一夜でした。
2023年の50周年を笑顔で迎えられるよう
微力ながら役立てたらと思います!
 
東京タワーは「ルイヴィトン×草間彌生
スペシャルライトアップ」で華やかでした!

 

PENTAS観光実践マネジメント講座 「宝生亭」帽子山麻衣さんの高付加価値化

こんにちは。
講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

今日は、講師を務めていますPENTAS YAMANASHI
(山梨県立大学を中心に学生と社会人が学ぶ講座)の
「観光実践マネジメント講座」5回目。


ゲストに山代温泉「宝生亭」の女将・帽子山 麻衣さん
をお招きして 高付加価値についてご講義いただきました。
アイデア満載の楽しい時間でした。

 



例えば、宝生亭の土地は昔、酒蔵でした。
酒蔵にとって良質な水は欠かせないもので、
この土地は、現在もおいしい湧き水が出ています。

宝生亭の大浴場は、
その貴重な湧き水を
好きなだけ浴びられる贅沢なシャワーであることを、
大浴室にしっかりと掲げています。


せっかくの高付加価値が
 ただ無言で「ある」のではなく
「具体的にどのようにあるのか」がわかるようにする。
これが非常に大切なのです。

客室でも売店でも、
こうした付加価値をしっかり伝える努力をされてきた麻衣さんです。


ほか、
常連さんが8割を占める秘訣、
ウェルカムベビーの宿として
どう評判を高めていったのかーー
深く頷く話の数々でした。

 


麻衣さんはコロナ禍、
エステシャンの資格を取ったり、
外国人就労サポートとして在留資格関係申請等の
取次者証書を取得したりと、活動されていました。


宝生亭では6人の外国人スタッフが
活躍していてマネジャーもいます。

私が取材にうかがった4年くらい前も、
ベトナム人の女性スタッフが2人かな?
フロントにいてとても感じが良かったです。


当然のことですが、後進国から来日する外国人を
安い労働力として見るのは大間違いです。
麻衣さんのように、日本人スタッフと同じように
一人一人が等しく大切なスタッフとして、
分け隔てない処遇をすることが
もっと必要になっていくと思います。


それから、
以前、ひと月半、コロナ休業をしていた時の話。

売店のお菓子は、賞味期限が長いとはいえ、
だんだん期限が短くなってきました。
菓子業者さんに返却することもできたようですが、
それでは同じ苦しんでいる業者さんがもっと苦しみます。

麻衣さんは、それならばと知恵を絞り、
お菓子の福袋をつくってクラウドファンディングしました。

そして、1日で完売したそうです。
とってもいい話じゃないですか?(^^)

 

高付加価値って、
「私」という一人称ではない、
「私たち」という三人称の豊かな考え方から
派生するのだなと改めて思った次第です。

麻衣さん、ためになるご講義ありがとうございます。

 

講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

鴨川のゲストハウス「ZEN」に泊まってきました


こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

今年最後の満月だった12月8日。
18歳のときから一緒に誕生日を祝っている友だちと
鴨川の一棟貸しゲストハウス「ZENに泊まってきました。

 

友人と私は、同じ年の12月21日(私)と23日(友)、
2日違いで生まれているんです。
毎年、都内でお祝いですが、今年は千葉の鴨川へ。

満月を愛でながらの心豊かな滞在となりました。


運営会社「梵まる」のオフィスでチェックイン。
スタッフさんが感じよく迎えてくださいます。

向かって左隣は同社のプリン専門店「Bon Mal PUDDING」。
すぐに人気になり、売り切れも珍しくないそうです。

 


チェックインオフィスから車を走らせること5分。ZENに到着しました

 

 

素敵なデザイン! 土間風のリビングとキッチンがあり、
向かって左奥が寝室、手間の和室には冒頭の写真のように広い縁側があります。

上の写真。黄色いマーカーで囲ってあるのは
bluetoothスピーカーです。これがもう最高!

自分のitubeやYouTube とつなげて音楽が聴けます。

ここは一棟貸しで、近くの別荘にも人がいないのを確認した上で、
ボレロなどクラシックを大音量でかけて、ホント至福でした。
天井が高いから音響もいいんです。

私たちは2人とも元エレクトーンの先生なので、
いい音質のいい音楽が好きなのです。

 

ご利益オーラの招き猫と、和室に置かれたyogibo。
幸せを願う心と遊び心がうれしい♪

 

お風呂からの景色も素晴らしい

 

だんだん日が暮れて

 

山の向こうにオレンジ色の満月がのぼってきました。……美しい。

 

和室のYogiboに寝ころびながら満月を眺める私🌕 幸せすぎる♪

 

この日のランチは「かしわくら」さんの大好きな「海老フライ定食」。
ボリュームたっぷりだったので、夜は軽めに済ませましたが、

ここ梵まるのゲストハウスでは夕食、朝食ともに、
デリバリーサービスもありますし、
寿司職人さんの出張サービスもありますよ。

 

夜のデザートは、チェックイン時に持たせてくれた
Bon Mal PUDDING」のウェルカムプリン。デザインもおしゃれ☆

酪農が盛んな千葉だけに、良質な牛乳と卵にこだわっていてとっても美味!
やわらかめ・かための2種類あり、私たちはかためをセレクト😋

 

冬はオプションで薪ストーブも楽しめます。

 

寝室。寝具がテンピュールなので、寝心地ばつぐんでした。

 


運営会社「梵まる」は、理美容業「オオクシ」から生まれた会社です。
オオクシは、取材で何度も訪ねている優良企業で、
私の YouTube でも紹介させていただきました。

オオクシを経営する大串哲史さんは、
ある日、夢を見たそうです。

「緑のきれいな崖の上で、
 海の見える素晴らしい景色の所に

 穏やかな平屋の家が建っていました。

 そこには亡くなった母と祖父母が笑顔で暮らしていました。
 みんなで楽しく笑いながら坂道を下り、
 おいしいお茶菓子を買いに行きました」


そんな素敵な夢の中で見たお菓子屋さんの名前が
「梵まる」でした。


不思議で、じんわりと心に響く夢が、
ゲストハウスとプリン専門店としてーー、
そこに地域貢献への思いも載せて、
現実のものとなったのです。



ZENからの景色。深呼吸。 ぐるっと右の向こうには海が見えます。

 

立地も建物も景色も、総合的にデザインされた
それは素敵なゲストハウスでした。

さらに、うれしかったのは、選べる食器のセンスがよかったこと。
料理器具もそろっていました。

 

さらには、さすが理美容業のオオクシから派生したゲストハウスだけあって、
ドライヤーが素っ晴らしく高性能で、感激でした。

短時間でサラサラのピカピカ髪になったレプロナイザー4D PLUS。
奮発して、自分の誕生日プレゼントに買おうと決めました🎁

 

 

梵まるのゲストハウスは、ここ「ZEN」のほか

犬と遊べる「TREE」もあります。

さらに2023年夏には「HOLIDAY」も誕生予定です。


ZENは5人まで、TREEは4人まで泊まれるので、

グループや家族にもおすすめです。


ちょっとリッチなゲストハウスで過ごした特別な時間。

人生の素敵な思い出になりました·*:☆..。o♬*゚·*:☆..。o

 

 


~  ~  ~

 

東京に帰る特急「わかしお」の車窓に十六夜月が浮かんでいました。

ありがとう。また今度(^^)

 

素晴らしい旅に感謝.。*☆+.*.。☆゚+..。*゚+

旅人で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 


『いい会社のよきリーダーが大切にしている7つのこと』
※本書の2章で株式会社オオクシをご紹介しています。
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子